故人最後の花道です。心を込めたご葬儀を。
広島セレモニー株式会社 代表取締役社長 塩田 ひとしさん
広島中央祭儀場 500人収容ホール
(広島市中区田中町)
家族葬用ホール
廿日市葬祭会館 300人収容ホール
(廿日市市串戸)
昔から一般的に行われてきた日本の葬儀も社会の流れとともに随分変わってきました。例えば家族葬や密葬。家族や親族がお亡くなりになり「あまり世間に知られたくない、公表したくない」と思われる方にとって、家族葬は一つのあり方かと思います。ただ、「葬儀にかかる費用を安く抑えたいから家族葬にしよう」と考えるのは、少し差し障りがあるように思います。
故人が生前にお世話になった人、お世話をした人、その方々にお知らせするのはとても大切なことです。生前にご縁があった方が後になって知り、「ご仏前にお参りさせてください」とご自宅に訪ねて来られることも少なくありません。訪れる方は「どうして知らせてくれなかったのか」と思い、ご喪家は「知らせなくて悪かった。義理を欠いてしまった」と感じることでしょう。このことを考えると、公表をしないということは後々に、多くの課題を残すのではないでしょうか。
後日、御香典を持って来られる方もいらっしゃいます。もちろん辞退されて構いません。しかし知らせていなかった場合はその後の対応の難しさがあり、非常に大変だという声を実際に耳にします。「公表したくないということで家族葬を選んだけれど、普通の葬儀をしておけばよかった」と後になって思われる方も少なくないようです。
当社スタッフは、その辺りのメリット、デメリットをしっかりお話させていただいています。
ご葬儀を執り行うにあたっては、後悔されないよう、どのような式にするかご遺族間でしっかりお話をされ、また何でも構いませんので私どもにご相談いただければと思います。
和式場
バラの花を飾った祭壇
廿日市さくらぴあ大ホール
葬儀にも個性が出てくる、出せる時代になってきました。昔であれば、地域によってしきたりがあり、それに沿った式を執り行うことが通例でしたが、今ではそのようなことはなくなってきています。
例えば「故人がクラシックが好きだから」ということで、式の間ずっとクラシックをかけておきたいという方もいましたし、式の時間を決めずに「この日1日の中でいつでもおいでください」という葬儀もありました。
また、葬儀には故人を知らない人も来られますので、その方たちに故人がどういった人であったかがわかるよう、広島セレモニーでは専属のライターが、故人の人となりや軌跡を御礼状にまとめ、参列いただく方々にお渡ししています。
ちなみに私の母の葬儀では、母の好きな赤いバラの花を使いました。一般的には菊が使われますが、母が菊の花が好きでなく、花瓶に挿しているところすら見た事がなかったからです。式に来られた皆さんは一様に驚かれていましたが、きっと母はバラの花に包まれて喜んでいることと思います。このように故人がお好きだったお花で葬儀をあげるのも良いと思います。
葬儀は人生で一度きり、故人の最後の花道です。どのような形式のご葬儀においても、すべてを滞りなくきちんと進められるよう、広島セレモニーでは、スタッフ全員が葬祭ディレクターの資格を取得しています。これは、葬祭業界で働くにあたり必要な知識や技能のレベルを審査し、認定する制度です。大切な葬儀を行うために、このような資格を取得することはもちろん、常日頃から自らの教養や知識を高める努力は必要です。
故人の思い、そしてご遺族の思いを十分に叶える素晴らしいご葬儀を実現するために私たちは全力でサポートいたします。