様式やデザインも多様化しています
ご家族みなさんでお墓づくりを楽しんでください。
■メモリアルパーク アドバイザー 高橋 浩一さん
都心型ガーデニング霊苑
(メモリアルパーク観音新町)
近年、少子化傾向とともに核家族世帯の増加、また独身者や子供を持たない夫婦のみの世帯も増え、お墓の購入者に必ずしも継承者がいるというわけではなくなってきています。また、承継者がいても就職や転勤によって地元を離れていたり、海外に赴任ということも多く、お墓を建ててもその後の管理が難しいというケースが増えてきました。
こうした状況から、一般のお墓と合わせて、永代供養付き樹木葬や永代供養墓のニーズが高まってきています。樹木葬は、花や木などの樹木を墓標とする自然葬のひとつ。永代供養墓は、一定期間個別の墓碑の下に埋葬して頂き、その後永代供養合祀墓にて永代供養されます。(タイプによって内容は変わります)
お墓参りできない人に代わり、もしくはお墓参りをする人がいない場合でも、お寺や霊苑が責任を持って永代にわたり供養と管理を行ないますので、将来の不安も解消される新しいお墓の形です。
当社の取扱霊苑では、永代供養の他に、33年、50年、60年と使用期間を定めた墓地の契約も可能です。使用期間後は、引き続き管理料を納めて利用されるか、霊苑内の永代供養合碑墓へ改装されるかお選び頂けます。亡くなってから、子供達や周りの人に負担をかけたくない、また、当面はお墓参りしたい、して欲しいが、将来的には負担をかけたくない、といった方々の思いにお応えしています。
永代供養付き樹木葬に注目が集まっている
(メモリアルパーク観音新町)
メモリアルパークWith(ウィズ)春日野
樹木葬のプレート
都心部ではコンパクトなお墓も人気を集めている
2年前に樹木葬ができる霊苑の取り扱いを始めました。現在では、5つの霊苑で樹木葬を提供しております。割合を見ると当社の場合、一般のお墓を求められる方が6割、樹木葬や永代供養墓を求められる方が4割のようです。
日本では1999年に東北地方で採用されたのが初めてと言われている樹木葬ですが、実は1571年に亡くなった毛利元就のお墓が樹木葬でした。広島県吉田町の郡山城跡にあり、今は枯れていますが、墓標としてハリイブキが植えられていました。
数百年という歴史を超えて大地に根を張り、今もなお残っていることにロマンを感じずには入られません。
地域性もありますが、都心に行くほど一般のお墓はコンパクトになってきています。また、ペットは家族の一員という意識も高くなってきており、それに応えるよう当社もペットと一緒に入ることができる専用の霊苑「メモリアルパークWith(ウィズ)春日野」を2017年2月にオープンし取り扱いを始めました。
ペットのお骨をご家族と同じ墓石に埋葬できますし、墓石のデザインや石種等をご自由に選ぶことができます。オープン以来、お問い合わせも多くいただいています。
生前墓は縁起がいいと言われ、また自分自身や家族の思いを形にできるため、終活の一環としてお墓を求められるケースが増えてきました。
例えば、樹木葬でのプレートにお好きな花や言葉や想いをデザインしたり、ガラスを取り入れたオリジナル墓石や、お好きな写真や詩を取り入れたデザイン等、いろいろなご提案をさせて頂き、制作することができます。花見酒が好きだったご主人は桜の花とお酒をデザイン、ペット好きの奥様は歴代飼っていた犬をデザインされました。自分のお墓づくりをポジティブに捉え、積極的に参加して楽しんでもらえれば嬉しいです。